人間の体の約60%が水分ということは有名だが、人間の体の約15%がたんぱく質で構成されていることはご存知でしょうか。
トレーニングで疲弊し破壊される筋肉もこのたんぱく質で構成されている。
つまりトレーニングを行った後はこのたんぱく質を効率よく摂取してあげることが大切なのである。
人間の体とたんぱく質の関係
人間の体は、内臓や皮膚、毛髪や爪などいたるところがたんぱく質で構成されています。
そして、もっとも多くたんぱく質を多く含んでいるのが骨格筋であり、筋力トレーニングではこの骨格筋を破壊し栄養となるたんぱく質の摂取と休息により筋肉が大きくなっていく。
たんぱく質は筋肉にもっともかかわりの深い栄養である。
たんぱく質の分解と吸収
肉や魚などたんぱく質を多く含む食品を摂取した場合、たんぱく質がそのまま体に吸収されるわけではなく、最小単位であるアミノ酸まで分解されてから吸収される。
食事によって摂取されたたんぱく質は食堂を通って胃に運ばれる。
胃に入ったたんぱく質は胃液によってプロテオースとペプトンに分解される。
プロテオースとペプトンは十二指腸へ運ばれ消化酵素によりオリゴペプチドに分解される。
オリゴペプチドは小腸へ運ばれ最小単位であるアミノ酸に分解され、小腸から吸収される。
サプリメントでもプロテインとアミノ酸があるが、プロテインは体内に入ってから分解し吸収されるのに対し、アミノ酸はプロテインが分解された状態で摂取できるため内臓に負担がかからず吸収速度も早い。
小腸で吸収されたアミノ酸んは血液に乗って肝臓へ運ばれ、この肝臓からアミノ酸が全身に送られる。
全身へ運ばれたアミノ酸が内臓や皮膚、毛髪や爪の材料となり、骨格筋の回復に役立つのである。
たんぱく質とアミノ酸
たんぱく質の最小単位がアミノ酸と紹介しましたが、このアミノ酸が100個以上結合したものがたんぱく質で、100個に満たない(2~100未満)結合したものをペプチドど呼ぶ。
トレーニングのサプリメントも様々で、たんぱく質を効率よく摂取するプロテインパウダーは有名だがこのプロテインの吸収を効率よく摂取するために分解された状態のペプチド化したプロテインなどもある。
そしてたんぱく質が最小化されたアミノ酸も効率よく筋肉にアプローチが出来るとしてトレーニングをする人たちにはおすすめである。
普通のプロテインパウダーと比べるとこのペプチド化されたプロテインやアミノ酸はやや高価であるご、その効果を考えると選択肢としては充分おすすめである。