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熱中症予防のための水分補給

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今でこそ水分補給の大切さは見直され、昔のように「運動中に水は飲んだら駄目だ」「スポーツドリンクなんて贅沢」といった間違った考え方はなくなってきました。

熱中症を予防するためにはこまめに水分そ補給することが大切です。喉が渇いたという感覚を感じてからでは遅いのです。

汗をかきやすい時期には筋トレをする人だけにかかわらず、暑い中で作業をする人は積極的に水分補給をおこなう必要があります。

【水分補給は「水」だけでいいのか】

日本スポーツ協会は熱中症対策のために水分補給には0,1~0,2%のナトリウム(食塩)と糖質を含んだ飲み物を推奨しています。

ナトリウムには汗によって失われたミネラルを補給する目的と、暑い中長時間運動する場合に筋肉が痙攣をおこすのを防いでくれる働きがあります。

また、糖質を摂る目的は糖質が素早くスムーズにエネルギーに代わるだけでなく、腸からもスムーズに水分が吸収されるためでもあります。これによってお腹が水分でタプタプになり運動パフォーマンスが下がるのを防いでくれます。

【水分補給の適切なタイミングは】

熱中症を予防するための水分補給のタイミングは喉が渇いたなと感じる前に水分をとることが大切です。

喉が渇いたと感じる=すでに体内の水分が足りていない状態。ですのでこまめに水分をとることが求められます。

そして一度に大量の水分をとってしまうと体内にお腹がタプタプになってしまい運動にも支障が出るため「少量」を「こまめ」に摂ることが大切です。

筋トレをする人はセット間やトレーニング種目を変えるタイミングなど積極的に水分補給をし、暑い中長時間のスポーツや運動する方は20分~30分おきに水分補給をするようにしましょう。

【水分補給の時の水分の温度は?冷たい方が美味しいから冷たい方がいい?】

「喉が渇いた」と感じたときに飲む飲み物の温度は冷たい方が美味しいですよね?

しかし、極端に冷たい飲み物を飲んだ場合、内臓に負担がかかり体にとってはあまりよくありません。

常温か、気温より少し低い温度ぐらいの飲み物がおすすめです。

家の冷蔵庫で冷やした飲み物を魔法瓶の水稲などではなくペットボトルやスクイズボトルなどでトレーニングジムやスポーツをする施設に持って行くとちょうどいいでしょう。

また自動販売機などで購入した飲み物もすぐに飲むのではなく、喉が渇く前に買っておいて少し気温に慣らしておいた方がいいでしょう。

【まとめ】

暑い時期の熱中症は本当に気を付けなければなりません。

厚い時期は普段の生活でも熱中症のリスクは高くなります。

そんな中筋トレやスポーツをする人はより注意が必要です。

私自身もジムでの筋トレにハマりスポーツドリンクやBCAAをジムへ持って行くときはスクイズボトルにガンガン氷を入れてキンキンに冷えた飲み物でトレーニングをしていました。

しかし、目的が冷たい水分で体を冷やすことではなく、体の中の水分補給だということを理解してからは冷たすぎる飲み物は避けるようにしています。

でも、やっぱり飲み物は冷たい状態が美味しかったりするので「常温」にこだわらずちょっと冷たいぐらいの飲み物で飲むことを楽しんだり、たまには冷たい飲み物を飲むこともします。

水分補給の目的を理解し、冷たい飲み物でお腹を壊さないように気をつけましょう。

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